ドローンの活用法

Autel Evo2 Proを使用して、オルソ画像を作成しました。

ドローンの活用法を模索、チャレンジしています。

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この太陽光パネルは山地の斜面に設置されており、今回は手前にあるパネル群を複数に分割して撮影、得られた数十枚の画像をソフトウェアを介して結合、書き出すことで通常の撮影では困難な広大な敷地、設備の正射投影された画像を作成することができました。

その過程で、Googlemapのような3Dデータも入手でき、傾斜地にあることがお分かりいただけるかと思います。

ドローンを用いたこれらのデータは、収得についてはまだ勉強することが多くありますがその活用については、さまざまな可能性を感じます。

オルソ画像とは

ドローンなど航空機で撮影した静止画(空中写真)を正射変換することで得られる画像(電子国土基本図)です。
詳しくは国土地理院のオルソ画像についてをご覧ください。

国土地理院:オルソ画像について
https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002.html
より

CMS環境での室内照明の選択肢が広がる

今更ですが、カラーマネージメントやってますか?
モニターはキャリブレーションが必要だということを、ご理解されている人が増えてきましたが、部屋の明かりはどうしたらよいか正しい答えを持ち合わせている人は少ないようです。

今回は照明器具の紹介なのですがその前に、何故室内照明が重要か簡単に説明させて下さい。

室内照明に最も大きな影響を受けるのは我々人間の目です。肉眼は高精度なオートホワイトバランス機能を備えていて、環境光の色を補正してニュートラルに見ようとします。本来緑が強い一般蛍光灯の下でも、白い物は白く見えます。モニターの白は環境光の白と合致している必要があり、結果としてプリントや印刷とモニターの色が同じように見えます。
ここからは詳細な説明を省いて独断に近いのですが、モニターをD50(約5000ケルビン)の規格に調整し、環境光をそれにあわせる事が入手出来る光源等を考えれば最も適切です。

最もまずいのは、環境光はそのままでモニターのボタンでちょこちょこ調整し、「良い感じ」にしてしまうことです。

演色性に優れた光源を選ぶ
高演色蛍光灯の定番。色評価用、美術館用など数種が売られています。

Panasonic色評価用蛍光灯リアルクスです。Ra=99で昼白色(D50)の製品です。昔は三菱や東芝からも同様の蛍光灯が発売されていましたが、だんだん見なくなっています。1000円〜1500円円と導入しやすい価格です。

光源を選ぶとき演色指数(Ra)という言葉を目にすると思いますが、この数値は指数なので最大が100です。高いほど基本となる太陽光で観察した時と、色彩毎の明るさや鮮やかさが同じように感じられます。一般的な蛍光灯やLEDでは70〜80で省エネのものほど演色指数は低い傾向です。ではモニター観察の環境光としての目安は最低でも90以上必要です。古くから多くの美術館や印刷所での色調整に使われてきた蛍光灯はRa=99を誇っています。

他にも直管式で入れ替え可能な「エコリカ」というLEDがあります。

20W型と40W型があり少し配線の変更が必要ですが、蛍光灯器具に取り付け可能です。Raは97で価格は8000円以上(40W型)と高価です。

使ってみてはいないのですが、室内照明で天井に付けるとなると最低でも2本、今の事務所では8本必要となり、弊社では現実的ではありません。

今回紹介する本命は「アイリスオーヤマ高演色LED電球」です。

何かと楽しい製品を世に送り出しているアイリスオーヤマのLED電球です。
価格も1350円ほどで、パッケージにはRa=97と書かれています。

ニンマリしたくなるような価格と性能ですが、実際はどうか非常に気になります。

他にもパナソニック等で高演色を謳うRa=90のLed電球はあるのですが、97という数値に負けて購入しました。表示されたRaの数値はかなりばらつきがあり、97という数値をそのまま鵜呑みにすることは危険です。デジタルカメラで確認したところ、やや緑成分が残っていて、色温度は5000Kを少し下回る印象です。個体差もあるので厳密には言及できません。

デスクのキーボードから約1mの距離で100cdに調整したモニターに適合する明るさになりました。
アイリスオーヤマのLed電球は60W型の消費電力が10.4Wですが、パナソニックのプレミアXというRa90の製品は60W型で7.3Wとなっています。演色性の良い製品は非効率という通説になぞれば、合点がゆく結果です。

弊社の普段パソコンで処理をしている部屋は、Ra99の色評価蛍光灯を使用しています。その環境で他社製高演色Led電球と比べてみました。

アイリスオーヤマ高演色LED電球60W型 昼白色
他社製高演色Led電球 昼白色
色評価用蛍光灯リアルクス D50

3者ともに大きな差は無いように見えますが、他社製高演色Led電球はチャートがやや青緑っぽく見え、赤〜オレンジが鮮やかで、青も前後も鮮やか過ぎです。「高演色」を謳う製品もRaが80の製品もあり、表示Raが正確かどうかも確証はありません。
使ってみるしかないのが現状です。

ではもしも環境光に無頓着だったり間違った使い方をしたらどのくらい問題があるか、見た目をシミュレーションしました。

緑成分の多い一般蛍光灯下でのシミュレーション
肉眼の色順応によりチャートは緑っぽさが押さえられ、反対にモニターは緑の補色であるマゼンタに見えます
色温度の低い電球色の照明下でのシミュレーション
チャートは赤褐色でモニターは青く見えます
この青さを「白い」と勘違いされる方も多いと思いますが、これは大きな間違いです

フィルムやプリントという物体を持たないデジタルフォトでは、如何に正しくデータの色彩を観察するかが重要なので、今回紹介したLed電球のように、信頼出来る光源が安価に入手出来るようになったことは大いに歓迎します。

一億画素も手に届く?!

デジタルカメラの進化は、より緻密な写真を撮りたいという欲求と、他人とは違う一歩進んだ事をしたいという欲求によってどんどん高画素化してきました。今では無理すれば買えそうな一億画素カメラも存在していますが、AdobeCCのCameraRAWという仕組みで「スーパー解像度」という機能が追加されました。
今までも画素だけ増やす「なんちゃって」が出ては消えていますから、半信半疑でEOS R5(4476万画素)のデータで純正の現像アプリである「Digital Photo Professional 4」と対決です。比較画像をご覧下さい。

左は写真の全体像です。
レンズはRF85mmF2.0ですが、絞り開放ですので、色収差もピントが合っていない部分には見られます。

ピントの合っている右の木の下ほどを拡大しています。
部分アップはB1サイズ以上で観察したときの印象と同程度と感じられます。

Adobe Camera-RAWでデフォルト設定で
Digital Photo Professional 4デフォルト
Camer-RAWスーパー解像度 約1億8千万画素 一畳プリントも余裕

Digital Photo Professional 4ではシャープネスの調整やノイズリダクションの調整を行い、頑張って緻密で繊細な描写を心がけたつもりです。しかしスーパー解像度は素晴らしい描写でした。細部描写のための強調も感じず滑らかな木肌の質感手触りが感じられます。全く別のカメラといっても良い細部繊細の立体感は見事です。
R5の4476万画素は決して少ない数字ではありませんが、もしも、もしも、もっと緻密な仕上がりが必要な場合は「スーパー解像度」で対応できそうで安心しました。

同時に色彩の自由度が飛び抜けて高いCanonの仕組みがメインである事は変わりませんが、超大型出力等対応できる安心感は素晴らしいと思います。適材適所で使い分ける事が正しい評価の仕方と思います。
ただし良いレンズが必須なので、其方にお金が必要となりますが。