好きな写真はカレンダーに

 折々に撮影した好きな写真があっても、パソコンの中に埋もれてしまい、飾らないといつの間にか心から消えてゆき、見返す機会が殆どないことに気づいたのです。数年前まで年末になると恒例行事のように、気に入ったカレンダーを探しては購入していたのですが、自分でカレンダーを作って写真のある空間の楽しさを感じるようになって、全く購入しなくなりました。昨年のカレンダーを一分掲載します。

1月1枚のカレンダーをA3にプリントして部屋に張っていると、自分の写真に対する感じ方が変化したように思えるときがあります。
自分の写真と向き合うことは自分と向き合うことでもあり、豊かな気持ちにさせてくれます。

バレンタイン間近、練習作品

バレンタインも近くチョコレートが一杯店先に並ぶ季節ですね。イメージ作品としての習作を作ってみました。
先日来のピント浅め雰囲気写真の物撮り版ですね。

いろいろと、あーでもないこーでもないの結果です
形に拘る事から離れられなかったので、ならばカタログの一面を意識して、思い切ってフォルムに

風景写真やスナップ写真では、被写体はどう切り取るか、何時撮るかであって、被写体はすでにそこに存在しています。反面こうした商品カットは被写体を構成するところから組み立てるため、形より雰囲気に主眼を置く撮影はなかなか難しいものがあります。旨く同居させて仕上げるために両者を見極める目が必要ですね。
これも自分の感性という引き出し作りなので、日々練習です。

とにかくピントの浅いレンズに魅せられています

広告写真を生業として長くやってきましたが、そのためかピントがしっかり合っていて、垂直水平線はまっすぐで歪みなく撮影する事が、良い写真に必須のようになっていました。安価で非常に大口径の浅い被写界深度が楽しめるレンズにようやく出会うことが出来ました。

トータルホーム様展示場にて撮影 楠田佳子

デジタルカメラの進化で、鮮やかな色彩やキリリとした細部描写に頼りがちで、何を撮影しているのか分からなくなっていた部分も否定できません。しかし、こういったレンズによって、巷に多く見かける「空気」「雰囲気」「時間」を感じる写真を体感し、撮影を楽しむことが出来ました。まだまだ勉強ですね。