単焦点レンズかズームレンズか

 今更ですが写真がもっと旨くなりたい想いが、ここ数年徐々に強くなっています。
そこで先輩諸氏に習い単焦点レンズ、しかも標準レンズを多用したり、非常に背景がよくボケる大口径レンズを試してきました。映像が新鮮に感じられ楽しんでいましたが、ある日パソコンで写真をチェックしていると、「変わり映えしないな」「全然わくわくしていないな」という印象を、さっき撮ってきた写真に感じました。

では、便利ズームではどうだ! と今度はズーム1本で1日過ごしてみると、今までよく理解していなかった、私自身がカメラを向けるきっかけを知ることが出来ました。

 最近は時々カメラを持って山歩きをしていますが、その時その時感じる事物全般に画角や距離感や色彩ではなく、スッと惹かれたときに脈絡なくカメラを向けているようです。そんな行き当たりばったりの私が、単焦点レンズという決められた画角に縛られていたのかもしれません。結果的に心引かれる被写体に反応できない事がストレスになっていたようです。

 一番大事にすべきことは自分の心のザワつきを見逃さないことと、今更ながら再確認出来ました。暫くは便利ズームと単焦点1本の2段構えで、修行を続けたいと思っています。

掲載した写真は、CANONのピクチャースタイルエディターという仕組みをベースにした、「梅雨色」という表現を具体化したく、小雨の中撮影してきた「美咲花山園」での写真です。
ピクチャースタイルのFBも良かったら覗いてみて下さい。
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ドローンの活用法

Autel Evo2 Proを使用して、オルソ画像を作成しました。

ドローンの活用法を模索、チャレンジしています。

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この太陽光パネルは山地の斜面に設置されており、今回は手前にあるパネル群を複数に分割して撮影、得られた数十枚の画像をソフトウェアを介して結合、書き出すことで通常の撮影では困難な広大な敷地、設備の正射投影された画像を作成することができました。

その過程で、Googlemapのような3Dデータも入手でき、傾斜地にあることがお分かりいただけるかと思います。

ドローンを用いたこれらのデータは、収得についてはまだ勉強することが多くありますがその活用については、さまざまな可能性を感じます。

オルソ画像とは

ドローンなど航空機で撮影した静止画(空中写真)を正射変換することで得られる画像(電子国土基本図)です。
詳しくは国土地理院のオルソ画像についてをご覧ください。

国土地理院:オルソ画像について
https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002.html
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