高彩度マッチの原型に若干の修正を加えた実用PS

汎用性を持たせることを重視し、編集量を調整した実用性の高い2つの色彩
勘に頼ったPSE作業では到底達成できなかった、次元の異なる色彩だと思います。
まだ被写体に対する適不適が強く出る場合もあります。くしくもフィルムの時代と同様の個性を持ったようです。一度使ってみてご感想をください。

私が作成した10個のPSファイルを用意しました。汎用性を目指したものや、特定被写体だけのじゃじゃ馬など様々です。

使用に際しては必ずDPPでRAWデータを現像する時にお使いください。カメラに登録もできますがjpeg撮影で予期しない色彩になった場合、当方では責任はもてません。

また、ダウンロードいただけるＰＳファイルはすべて、編集不可の設定にしていますのでご了承ください。
すべてのPSファイルの著作権は小山壮二に属します。再配布等の規制はいたしませんが、ご感想やアイディア等お寄せ頂ければ幸いです。

赤いリンゴは彩度は押さえられたが自然で濃度が上がって立体感が増している。黄は現物よりわずかに鮮やかになったが、スタンダードより遙かに現物に近い

鮮やかだが階調が損なわれ気味の赤いリンゴと、黄が地味で明るく見た目の印象とは異なる

一見問題のない、少し鮮やかでメリハリのある色彩だが、リンゴの赤に立体感がなく、黄の彩度が低く色合いごとのバラスが悪い

背景の鮮やかな青も現物に近く色合いごとの彩度のバランス（色の強さバランス）が自然。2色のリンゴも自然で立体感が有る再現

スタンダードでも問題のない印象だった画像だが、個々の色彩が正しく分離し、マゼンダー赤ーオレンジの微妙な色彩差が的確に表現されている

このような被写体では一見して適切な結果が分かりにくく、スタンダードでも違和感を感じ津事はない

風景よりしっかりと青空が再現されしかも軽薄さを感じない青さは美しい、緑も現物感を失うことなく鮮やか

緑は地味で、青空も明るくインパクトのない風景写真だ。彩度を上げても他の色彩が同時に鮮やかになるので、適切な色彩バランスにはならないだろう

濃く鮮やかな青空は美しく、一見スタンダードと変わらない紅葉も、黄ーオレンジの輝度変化が明確で葉の重なりに立体感を感じられる

元々鮮やかな被写体だが、青空は期待の濃厚さではなく、紅葉も立体感に欠ける。PSを風景とすれば鮮やかになるが、濃度差による立体感は逆に失われてしまう